コロナ禍での海外遠征〜帰国編〜 ーー秋山みなみ

コロナ禍での海外遠征〜帰国編〜 ーー秋山みなみ

久しぶりの海外遠征のことをコラムに準備編、現地編と書いてきました。
(そちらのコラムはこちらから 準備編 / 現地編 )

今回は最後の帰国編。日本に着いてからの色々な手続きから帰宅後の二週間の自主隔離について大まかにですが触れていきたいと思います。

まず日本行きの飛行機内で必要書類が渡されます。
コロナ以前は税関で必要な携帯品・別送品申告書のみでしたが、今回はその申告書以外にも色々な同意書やワクチン接種の有無の確認のものなど全部で3~4枚の書類がありました。

日本の空港に着いてから飛行機を降りると一列になって所定の場所まで案内されます。
所定の場所まで行くと国ごとに4つ程度のグループ分けがされており、出発した国が書かれている列に並びます。エジプトはそのグループ表に記載されていなかったため、その場にいるスタッフに確認していただきました。
グループごとに椅子が用意されている場所へ案内され、書類の記入やチェックなどをしながら次の場所まで案内されるのを待機。前の方から順番されましたが、私の番が来るまで1時間ほど待ちました・・・。

案内されてからもその場所で10分ほど待ち、まずはスタッフの方2人がかりで陰性証明書の確認。
終わったらまた次の場所まで歩いて書類確認、また移動して今度は隔離場所や帰宅の際の交通手段の確認を行ったり、アプリの取得の確認、連絡の手段の確認、そして唾液の抗体検査・・・あまり密になることなく1つの作業が終わったら歩いたりエレベーターなどに乗ったりしながら移動してを繰り返しました。
またコロナ関係の作業が終わってからも別の部屋で検査の結果待ちで30分ほど待ち、結果がわかってからも書類をもらってからやっと入国審査。
400mくらいの長い道を歩いて移動しましたが、入国審査以降はコロナ前と変わらない手順でした。

結局全て終わってかかった時間は2時間半。
1時間くらいで終わるかな〜と甘く考えていたので、正直長くてしんどかったですが、でもこのような情勢なので仕方がないですし、その中で多くのスタッフが対応してくださっていることに感謝です。
ちなみに今回は、3日間のホテル隔離の対象の国ではなかったのでそのまま帰宅する事ができましたが、ホテル隔離は終わった後そのまま案内され、食事は用意されて自分の部屋から全く出る事ができないそうです。

空港から帰宅後もアプリで自主隔離場所への到着報告をしたり、次の日からは毎日の健康報告やアプリの通知が来た際に現在地情報共有やビデオ通話(顔を録画して位置情報を共有するためのもの)を二週間行いました。

これが帰国後から自主隔離終了までの二週間の大まかな内容です。

気をつける点としては
・公共交通機関を使わない帰宅手段の準備や確認
・帰国後空港出るまでにかかる(その上で帰宅手段の予約したほうが良い)

この2点ほどではないかと思います。
どんなものか知らなかったので帰国後がとても不安でしたが、作業も簡単で特に問題はありませんでした!

このような状態はしばらく続くと思うので、今後利用される方に少しでも雰囲気が伝わると嬉しいです。
またご旅行や海外に行かれる際は、入国や帰国の情報も更新されていくので、PCR検査の陰性証明書等も含め最新情報をチェックしてご準備することをお勧めいたします。

今回の遠征についてのコラムは一旦終了しますが、海外でのハプニングや感じたことなどまだまだたくさんあるので、また機会があればコラムにしたいと思います。

秋山みなみ