2021年5月22、23日にビーチバレー女子 東京五輪代表決定戦が行われました。
私はその2日間練習せず、みっちり全試合を観ておりました。
人生に一度観れるか観れないかの開催国枠を競う代表決定戦。日程が決まった時点で絶対リアルタイムで全部観ると決めておりました。
あいにく新型コロナウイルスの影響により無観客試合のため自宅のテレビから観ておりました。
どの試合もいつもと違った雰囲気で面白くて、カッコよくて、ドラマがありました。
ずっとクッションを握りしめたまま、瞬きをあまりせず、水を飲むのも忘れるくらい夢中で。
参加チームは6チームのダブルエリミネーション方式、21点3セットマッチ2セット先取。
最後まで何が起こるか分からない。
それぞれのチームが自分たちの思いをパフォーマンスで表現する。
緊張、必死さ、助け合い、ボールが落ちるまで諦めない、得点時も失点時も全力でプレーした結果なので嬉しさも悔しさも楽しそうな笑顔でした。
高校・大学の先輩たちも多く活躍しておりました。
対相手、対自然、対パートナー、対自分と色んなことが起こるスポーツで、現実を受け入れるのがとことなく大変で、どこまで自分がやっていくのかがより難しいスポーツだなと、自分に照らし合わせて今までで一番感じさせられましたし、その中でも戦っている選手たちが本当に尊敬で、カッコよくて、リスペクトです。
代表決定戦に出場していない選手も本当にカッコいいし、よくやるよなとつくづく思います。
大体は普段チームごとで練習することが多かったのですが、新型コロナにより海外遠征の機会が減ったため、全体的に合同練習をすることが増えました。
アドバイスをし合い、刺激し合い、吸収し合い。
コロナで悪いことばかりではなくプラスになったこともあって。
ワールドツアーで同じ日本チームがいれば情報共有したり、アップの時にボール出し合ったりと協力的です。
代表決定戦のことを語り出したらキリがないのですが、大きく言えることは敵・味方、勝ち・負け関係なく、ビーチバレー選手間で尊重しあっている関係性だからこそ、これだけ素晴らしい試合を繰り広げ、絆があり、魅力的なスポーツなのだと画面越しで伝わりました。
そしてオリンピック観客動員数NO.1スポーツなんだなって思いました。
今回の試合、感動のあまり泣きました。
多くの人が心動かされ感動に満ちていたと思います。
会場にいたら水たまりができるくらい泣いていただろうし、正常に座っていられたかなという感じです。
オリンピックに出場するってどんだけ、、、(言葉がない)
一緒に練習させていただいたり、対戦相手としても戦ったり、選手間の距離感としては近くで見てきました。
だからこそ目に見えて分かる大変さというか。。。(言葉が出ません)
オリンピックの力って凄いなと。命をかけてると言っても過言ではないというか。考えただけでドキドキします。
大変でもやりたくなるそんなスポーツ、ビーチバレー。
ビーチバレーをやってきて心から良かったです。
ビーチバレーを支えてくださる方々に、応援してくださる方々に、ビーチバレー選手に感謝です。
大会詳細はJVAビーチバレーボール公式サイト