競技をしていて身につくこと  ーー筏井りさ

競技をしていて身につくこと  ーー筏井りさ

先日、他競技の方と一緒に”選手活動とキャリアの両立”のオンラインイベントに登壇させていただきました。

イベントレポートはこちら

そのなかで印象に残ったのがアスリートをやってきて就活の時に武器になるものは何かという話でした。
私はスポーツを続けてきたことは就職活動の時にかなり有利になると思っていて、それが何かというと、頭に浮かぶものは・・・
スポーツを続けてきたという根性や精神力、練習や課題に取り組む問題解決力や継続する力、
コミュニケション能力、勝負強さ…など。。。
こんな感じです。

そのなかでスポーツフィールド所属の南野さんが時間管理力とおっしゃていて、すごく納得して共感しました。
特に陸上の選手で社会人になると、自分でトレーニングする時間を選んだり、場所やコーチも自分で決める。
私たちがやってきたサッカーやフットサルのような団体スポーツでは、チームが決めた場所、時間でトレーニングし、もちろん個人のコンディションや状態がどうであれ、チームの練習はあります。
でも陸上や個人競技などの方は競技場、ウエイト場、など場所やトレーニング内容によって場所を決めたり、自分でスケジューリングしていくということでした。

これは私もすごく大切だなと感じていることです。
私も大学生の時に、部活で競技を続け、なでしこリーグの選手を目指しているなかで、
自分の課題である、身体能力ををあげるために個人トレーニングのセッションを自分で時間管理して行っていました。
スプリント能力、持久力、ウエイトでパワーアップ、食事面など身体作りに必要なことを考えて競技生活を過ごすことを意識していました。

大学生なので部活(チームのTr)と授業がある中でこんな感じでトレーニング生活を送っていました。
もちろんコンディションは怪我や疲労度でその日によってまちまちなので、個人で行うトレーニングはコンディションを優先して実行するか、回復にするかを決めていました。
試合期と試合がない時期のトレーニング量も違いますが、個人のトレーニングが一番自分のベースを引き上げる時間だと思っていました。
今振り返っても大学生の時が一番トレーニングをしたと思います。
1週間のスケジュールの中で自分に必要なトレーニング計画になっているか、を考えることの連続でした。

こういった時間管理力は社会に出て、仕事をしていく中ですごく大切だと思います。
会社に所属して与えられてた仕事をするのも大事ですが、空いた時間や就業時間をどうつかうか、考え実行する力によって人と差がついてくるのではないかと思います。

1日24時間しかない中で、どう使うか改めて考える良いきっかけになりました!!

筏井りさ